資本連結の基礎

  1. 支配獲得時における子会社の利益剰余金
  2. 支配獲得後に増減した子会社の利益剰余金

1.子会社の財産に対して既にお金を出して買っているので、子会社の資本金、資本剰余金、利益剰余金の金額は興味ない。興味あるのは、トータルいくらの純資産の会社なのか、という点のみ。従って、投資と資本の相殺消去を行い、支配獲得時における子会社の利益剰余金は連結上の利益剰余金とはならない。

2.買った後に値上がりした、つまり企業集団としての投資の成果であるため、連結上の利益剰余金となる。